痛みと快楽

今回は1月末に行った性格別目標設定セミナーの補足の形で
お送りします。
(セミナーの補足なら終わった後すぐに書かないと・・・という
皆さんのご指摘はごもっとも!!です。)

「痛みと快楽」というタイトルですが、
人間が行動するときの心理は、
結局「痛みをさける」と「快楽を得る」
の2種類に大別されるという説に基づいています。

人間は意識しているしていないにかかわらず、
苦痛を避けて快楽を得ようとするものなのです。

という事は、単純に考えれば目標を立てる時に
痛みか快楽を結び付けてやれば
行動できるという事になります。

ところがその人の性格によって、
ご褒美(快楽)を結び付けた方が目標達成しやすいか
罰(痛み)を結び付けた方が目標達成しやすいか、
両方バランスよく考えた方がいいなどが
変わるんです。

罰(痛み)と結びつけるというと、ちょっとわかりにくいですね。

要するに、目標達成できたらどんな良い事があるか
と考えた方が頑張れる人と
目標達成できなかったらどんな大変な事になるか
と考えた方が頑張れる人とがいるのです。

例えばダイエット、「3か月で5キロ痩せる!!」って
女性はたびたび決心します。
でも、高い確率で挫折します(残念ながら・・・)

では、漠然と考えるのではなくて、
具体的に痩せたらどうするとか痩せなかったらどうなる?
というところまで考えてみましょう。

痩せたらキレイな洋服を着られるとかモテるようになるとか
さらにご褒美で買うものまで想像する方がやる気がでますか?

反対に、このまま太り続けたらお気に入りの洋服も着られなくなって、
恋人にもフラれて病気になったりするかも・・・
と最悪の想像をした方が頑張らなきゃと思いますか?

または、ダイエットしたときのメリットと
ダイエットできなかったときのデメリットとを
両方考えて箇条書きや表を作って納得したら行動に移せますか?

自分に向いている方法でやる気を持続させていくのが、
成果を出すための要素の一つですよ。

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