2013.07.20
カテゴリ：心理
辛さのブラックボックス
前回のブログにも深い内容のご感想をいくつかいただきました。
本当にありがとうございます。
私はいつもギリギリまで考えて書きはじめます。
実は、前回のブログは書き始めた時はまったく違う内容でした。
書き進めていくうちに、
「今日お伝えしたい事は、なんだか違う!?」
と思えてきて前回の内容になりました。
それが「今の自分の心境にピッタリでした!!」などの感想を
いただけるのは我ながらミラクル(笑)な感じですね♪
前々回、前回と「心が辛いと思ったら・・・」という前提で
書いていましたが、実は、自分が辛いかどうかが分からない!!
と言う方が結構いるんです。
そういう方は、だいたい無理をするとか我慢をするのが
当たり前になっているので、本人は辛いのかどうか
わからなくなっている状態なのです。
私はそういう方には「今の辛さは5段階でいくつ?」などと伺います。
ほとんど2とか3とかのお答えが返ってきます。
2とか3は普通でしょ・・・と思っておられるようですが
辛くないのはゼロの状態なのだという事をお伝えします。
心の辛さは見えないし、わかりにくいものです。
また、本人がそれを認めたくないとか、
自分の心の中を知るのが恐いと思っているケースもあります。
心の中にあるブラックボックス。
その中に入っているのが辛さの正体。
今まで開けたことのない箱を開けるのは誰でも恐いです。
何が出てくるかもわからないのですから。
前回、理解をすることから辛さの解消の第一歩が始まると書きました。
それは回りに理解してもらう事だけではなく、自分自身についても同じ
ことです。
その為には、恐くても箱を開けて理解する必要があります。
そんな時、カウンセラーが傍にいるのです。
１人で箱を開けるのが恐くても２人なら大丈夫と思えるように。
まず辛さと向き合う為の、サポート準備は整っています。